阿弥陀仏は、仏教で教えられる仏様のお一人。
そのお名前はよく耳にしても、いったいどんな仏様なのか、知る人は少ないようです。
阿弥陀仏とは、どんな仏さまなのでしょう?
仏教を説かれたのは、今から約2600年前、インドで活躍なされたお釈迦様です。
お釈迦さまは、35歳のとき、数ある悟りの中でも最高の仏の悟りを開かれました。
そして、80歳でお亡くなりになられるまでの45年間、仏として教えを説いていかれました。
その45年間の、釈尊の教えを、今日、仏教と言われます。
2600年も昔、インドで説かれたお釈迦さまの教えを、どうして今、私たちが知ることが出来るのでしょう?
それは、釈尊の説かれたことは、一切経となって、すべて書き残されているからです。
お釈迦さまが、どんなことを教えられたのかを知りたければ、この一切経を読めばわかる、ということですね。
でも、お経は全部で7000巻余りもあります。
一日一巻ずつ読んでも、およそ20年はかかる、という膨大な数のお経です。
浄土真宗を開かれた親鸞聖人は、7000余巻の一切経を、何度も何度も読まれて、
「お釈迦さまの教えられたことは、これ一つなんだよ」
と正信偈(しょうしんげ)に書き残しておられます。
正信偈とは、親鸞聖人の書かれたもので、浄土真宗の方であれば、朝晩、お仏壇の前に座って読んでいる、という方も多いと思います。
あの「帰命無量寿如来(きみょうむりょうじゅにょらい)、南無不可思議光(なむふかしぎこう)……」で始まる有名な正信偈です。
親鸞聖人がどのようなお方であったのかは、わかりやすく歌で教えられた親鸞聖人のお歌があります。
親鸞聖人が、「お釈迦さまが説かれたことは、これ一つ」と断言された正信偈の言葉については次回、紹介しましょう。